30ml 1900円
【蒸留】
2008年収穫、 2009年蒸留
■フェノール値170 PPM
■アルコール度数58.7%
■ノン・チルフィルター、 着色料無添加
■秋の紅葉/ クローヴ、 アニスシード、 挽きたてのコーヒー
【熟成】
■全期間ミディアムトーストのフランス「トヌルリ・ラドー」社製ヴァージンオーク樽で熟成した原酒20%
■アメリカンオーク樽での熟成後、 「07.4」の熟成に使われたヴァージンオーク樽で後熟した原酒80%
■アイラ島で8年熟成
■全世界で12,000本限定
【テイスティングコメント】
<特徴>
オクトモアとヴァージンオーク、 2つの強大なパワーが再び融合。 ウイスキーづくりの基本的な工程を重視するという方針において、 我々には限りない可能性があることを証明している。
<色>
秋の紅葉。
<香り>
かすかなスモーク、 しかし穏やかであたたかい。 甘い蜂蜜のようなモルティさとバナナブレッドを伴うオークのアロマ。 フェノールの強い泥が、 胡椒や花のような香りの側面を持って再び現れる。 時間が経つと、 樽由来のキャラメルポップコーン、 バニラファッジ、 ココナッツ、 シナモンがより一層表われ、 スモーキーさは徐々に消え、 かすかに残るのみ。
<味わい>
蜂蜜のようなリッチな舌触りで、 甘みのある芳醇なオークのフレーバーをゆっくりと積み上げる。 皮とトーストした木が、 繊細なスモーキーさと溶け合う。 賞賛に値するほどのスモーキーさがあればこそ成り立つ、 オークのバランスの良さがある。 プラリネ、 ココナッツ、 クローヴはバーベキューや焦げたヒース、 ヨードと絶妙にマッチしている。 煙とオークの中に隠れたスピリッツそのものには、 レモンと波飛沫の刺激があり、 一度加水するとかすかなミントと甘く煮たリンゴも開いてくる。
<フィニッシュ>
クローヴ、 アニスシード、 コーヒーの粉が、 ピートの煙へと霞んでゆく。 いつも心に余韻を永く残す、 典型的でクラシックなオクトモアのフィニッシュ。
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